傾斜計

デバイスの傾きを測定します。
1度未満の値まで読み取ることができます。

傾斜計機能を選択

メニュー画面の「機能の選択」「傾斜計」を選択します。
メニュー画面の操作方法については、 「メニュー画面」 を参照してください。

傾斜計の表示

傾斜計のディスクが表示される場合
次のどれかの場合は、傾斜計のディスクが表示されます。
  • 背景としてカメラ画像を表示していない場合
  • ARモードを使用しない場合
  • デバイスをほぼ水平に保持した場合
ディスクの中心からデバイスの傾きの高い方向へポールが描かれます(a)。このポールの先端が指すディスクの目盛が傾斜の大きさを示しています。この傾斜の値が情報表示エリア(b)の傾斜度に表示されます。情報表示エリアの「方位」の値は傾斜の高い方向の方位を示しています。
傾斜計のディスクが表示されない場合(ARモード)
次の全ての条件を満たす場合は、傾斜計のディスクが表示さず、目盛だけの表示となります。
  • 背景としてカメラ画像を表示している
  • ARモードを使用する
  • デバイスの傾きがディスクの最大目盛の角度を超えている
画面の中央に水平線が描かれます(a)。この水平線が指す目盛が傾斜の大きさを示しています。
この傾斜の値が情報表示エリア(b)の傾斜度に表示されます。情報表示エリアの「方位」の値は画面中央の垂直線の方位を示しています。

ディスクの自動変更

傾斜計のディスクには次の4種類のディスクがあります。
  • 最大目盛が40°のディスク
  • 最大目盛が20°のディスク
  • 最大目盛が10°のディスク
  • 最大目盛が 1°のディスク
設定画面の「機能の選択」の「傾斜計」でどのディスクを使用するかを選択できます。また、「機能の選択」の「傾斜計」で「自動」を選択すると、デバイスの傾きに従って最も適切なディスクが自動的に選択されます。

見た目を変更

傾斜計のディスクの見た目を変更できます。
傾斜計の拡張機能には次のものがあります。
  • N E W S 傾斜計 方角がアルファベットの「N E W S」で表示された傾斜計です。
  • 東西山北 傾斜計 方角が漢字の「東西南北」で表示された傾斜計です。

補正して小さな傾きを正確に読み取る

傾斜計で水平な面の傾きを測定する場合、1 度未満の値まで読み取ろうとしても、どうしても正確な値は得られません。
この理由には次のようなものがあります。

  • もともとデバイスのセンサーの取り付けに僅かな傾きがある場合がある
  • デバイスの背面や、デバイスのケースの背面に小さな凹凸があり、測定しようとしている面にピッタリ合わせることができない。

本補正機能を使用すると、上に挙げたような傾きを補正し、より正確な値を読み取ることができるようになります。

傾斜計の補正機能の詳細は、「傾斜計の補正機能」 を参照してください。

マニュアルの目次

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